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今回は、トヨタ・セリカのハナシです。
突然のニュース
先日、何気なくスマホでニュースを読んでいたら、目に飛び込んできたヘッドラインに驚いて、つい声が出ました。
2026.3.1のニュース
2026年2月末、Toyota GAZOO Racing World Rally Team(TGRWRT)が2027年に向けて開発中と見られる、次期ラリーマシンのテスト模様がSNSで拡散されました。
画像に映る車両は、従来のGRヤリスベースのハッチバックではなく、独立したトランクスペースを持つような2ドアモデルの形状をしています。
この姿に対して、ユーザーからは「WRC用にGRヤリスの造形を変えたいのか?」という声や、かねてより復活が噂されている「GRセリカ」を連想する声などから挙がっています。
(中略)
セリカは2006年に生産を終了しています。
しかし、2023年9月のラリー関連イベントにおいて、豊田章男会長が復活を希望する旨の発言をしました。
さらに2024年11月には、中嶋裕樹副社長がイベント内で「セリカ、やっちゃいます」と述べています。
また、2026年2月の社長交代会見でも佐藤恒治社長と近健太氏が「次期セリカ」に言及していました。
引用元:くるまのニュース https://kuruma-news.jp/post/1024381
いや~、驚きの展開!
だって、”モリゾウ” こと豊田章男会長はWRCで勝つためわざわざGRヤリスを新開発したばかりで、所期の目的であるWRCチャンピオンを獲得したとはいえ、これから熟成していくものだとばかり思っていたら、GRセリカでWRC復権を狙うなんて!
元セリカGT-RALLY乗りとしては嬉しい限りです😆
WRC覇者の系譜
GRヤリスがWRCカーとして活躍し、日本代表の勝田貴元選手がサファリ、クロアチアで連勝という快挙を成し遂げたのは本当に喜ばしいことです。
そんなワケで、今でこそGRヤリスがトヨタの顏となっていますが、かつてはセリカがWRC覇者として長らくその地位に君臨していたのをご存知でしょうか。
セリカがWRCに初めて投入されたのは1973年、初代(TA22型)1600GT。
1978年からは2代目(RA40型)が、1984年からはかの有名なグループB仕様の3代目(TA64型)が登場し、1984 - 1986年のサファリラリー、1983・1985・1986年のアイボリーコースト・ラリー、1986年のコートジボワール・ラリーで優勝を飾っています。
そして、1988年。
4代目(ST165型)より4WDモデルを開発し、実戦投入します。
そう!「GT-FOUR」の登場です。
「流面形」のキャッチフレーズどおり曲線・曲面で構成されたなめらかなボディと四駆の圧倒的な駆動力を得て、1990年遂にカルロス・サインツが日本車初のWRCタイトル(ドライバーズチャンピオン)を獲得するのです。
1992年には5代目(ST185型)に引き継がれ、GT-FOURは「GT-FOUR RC」に進化。
1992年に再びカルロス・サインツがドライバーズタイトルを獲得すると、1993年にはユハ・カンクネンとともに、日本車初となるWRCマニュファクチャラーズに加え、やはり日本車初となるドライバーズとのダブルタイトルをもたらしました。
1994年、後継となる6代目(ST205型)が登場します。
WRCでの勝利は1995年のツール・ド・コルスのみ。
さらには同年のラリー・カタルーニャでは、車両規定違反が発覚。
結果、この1995年の全ポイント剥奪およびWRCへの1年間の出場停止処分がFIAによって下され、ST205型でのトヨタのWRC活動は2年足らずで終了します。
最後は残念な結果となりましたが、2代目以降WRC参戦中常に優勝を勝ち取り、ダブルタイトルまで獲得したセリカは、WRC覇者でありトヨタを代表するラリーカーと言えるでしょう。
気になるスペック
WRCにおけるセリカの輝かしい栄光を振り返ったところで、次期WRカーと目されるGRセリカのスペックが気になります。
かつてのセリカは排気量2L前後のガソリンエンジンを搭載し、電動パワートレインの設定はありませんでした。
しかし、前述のニュースによれば、トヨタ自動車の中嶋副社長は将来のモデルについて、新しい技術を取り入れる意向を示しています。
また現在公開開発が進められているミッドシップレイアウト×新開発エンジン(X15型・X20型)を搭載する可能性もあり得るとのこと。
引用元:くるまのニュース
現在のWRカーがハイブリッドパワーユニットを搭載していることからそれの進化系が積まれるのか、はたまた全くの新開発エンジンが搭載されるのか。
そのポテンシャルも注目されます。
GRヤリスのスペックを大きく凌ぐことは間違いないので、最高出力:350~400ps、最大トルク:450~500Nmくらいは最低ラインとして、それ以上のハイパフォーマンを提供してくれることを願っています。
FRからFF、そしてMRへ。
セリカの進化が止まりません。
旧車好きとしてはFRパッケージのライトウェイトスポーツなんか復活させてくれると最高に嬉しいのですが、今時そんなモデルを欲しがるのはほんの一部のマニアだけなので素直に諦めます。
トヨタが本気でWRCを勝ちに行くクルマ。
それがセリカだったらこれほどの歓びはありません!
今後の動向も目が離せませんね。
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