※この記事は、2022年3月11日に公開した内容をリライトしたものです。
ノートってどんなクルマ⁈
日産自動車株式会社より発売されているノート。
e-POWERを搭載したワザありEVの代表格です。e-POWERについては、以前当ブログでご紹介しました。
あと10数年もすればガソリン車の新車は販売禁止、取って代わるのはEVとなります。
ただ、現状と今後の見通しを考えても、様々な課題が山積していて一気に電気自動車が市場を席巻するとは到底思えません。
そんな穴を埋めるべく、日産が展開しているのがe-POWER。
これを最初に搭載したのが先代ノート。
今回はより洗練された第2世代e-POWERの実力をチェックしました。
全長4,045mm、全幅1,695mm、全高1,505mmと5ナンバー枠に収まるボディ。
申し分ない使い勝手のコンパクトサイズなのに、伸びやかでボリューム感のある見た目がカッコイイ。
第2世代のe-POWERは、1.2L 直列3気筒エンジンで発電を行い、116ps/280Nmを発揮するモーターを駆動します。
1.2tそこそこのボディを引っ張るには必要十分なパワー。
これで燃費は25~30km/L走るというのですから、使えるECOカーといって良いでしょう。
足回りは、フロント:ストラット、リア:トーションビームの標準的なもの。
ブレーキはフロント:ベンチレーテッドディスク、リア:リーディングトレーリング式を採用しています。
『プロパイロット』と呼ばれる自動運転支援システムだけでなく、360°セーフティアシスト(全方位安全支援システム)がオプション設定されており、安全・快適なドライブをアシストしてくれます。
初心者や高齢者にピッタリ
今回は、日産プリンス神奈川販売 中店にお邪魔して試乗しました。
見栄えのする近未来的デザインとボリューム感のあるシルエットで、第一印象は ”結構大きいな🙄”
でも、これは前述のとおり巧みなデザインによる視覚的錯覚。実寸はひと昔前のコンパクトカー並の小さなボディ。
エンジンを始動すると、わりとしっかり ”グォーン” と威勢よく目覚めます。
EVなのでトランスミッションはなく、走り出しからスムーズ&パワフル。
もちろん静粛性は最上級。
これには第2世代e-POWERが大きく貢献しています。
従来型より45%ほどエンジンの始動を抑えていること、また、ロードノイズにエンジン音を吸収させるなどの工夫がなされているのです。
特徴的なのが、ワンペダルドライブ。EV特有の強い回生ブレーキを利用して、アクセルだけで加速・減速を制御でき、街中では完全停止する時以外はブレーキを踏みません。(急停止時はブレーキが必要です)
アクセルだけでよいので運転に集中でき、リズムも取りやすくなります。
視界も良好でボディの見切りも良いので、死角も少ないように思えます。
後席の居住性も申し分なし。
身長174cmのkojackで、拳2個分のレッグスペースはかなり広い印象。
ヘッドスペースもゆとりがあります。
大人4人がゆったり乗れて、室内広々、ボディはコンパクト。
ワンペダルで簡単に運転できて、かつ、安全性も十分確保されているノート。
クルマに慣れていない初心者の方や高齢者の方にオススメです😉
積載性はどう?
荷室サイズについてのアナウンスはないのですが、概ね奥行500mm、幅1000mmといったところ。
リアシートは60:40の分割可倒式。
ただし、ご覧のとおり段差ができてしまうので、荷物が積み込みしづらく使い勝手は△
EVモータリゼーションへの架け橋的存在
ノートに乗って改めて思うのは、モーター駆動の扱いやすさとガソリンエンジンの利便性。
EVは静かで力強く、どこまでもなめらか。
一方、”燃料” として電気を確保するのは、今のところ時間的にも物理的にも大変。
その点、ガソリンエンジンは全国どこでもすぐ給油可能で、内燃機は技術的にも確立している。
しかし、脱炭素社会にとっては元凶。
この相反する課題を現時点で解決しているe-POWER。
これを搭載し、使い勝手の良いクルマに仕立てたノート。
これが新車で300万円ちょっとで買えるとしたら、これこそが2035年のEV社会移行への架け橋となるのではないでしょうか。
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