運転免許更新
運転免許を取得すると交付されるのが「運転免許証」ですが、これには有効期限があります。
運転免許証の有効期間は3年または5年で、運転免許証の区分によって異なります。
免許証の区分 | 免許証の帯の色 | 有効期間 |
---|---|---|
優良運転者 | ゴールド | 通常5年 |
一般運転者 | 青 | 通常5年 |
違反運転者 | 青 | 3年 |
初回更新者 | 青 | 3年 |
新規取得者 | 緑 | 3年 |
引用元:運転免許証(更新、再交付、返納について) - Yahoo!くらし
新規に取得した際の最初の更新期限は、取得した日から3回目の誕生日の1カ月後です。誕生日の直前に取得した場合は、取得から2年と少しで更新を迎える場合もあります。
更新がある年の誕生日の35〜40日前の頃に、都道府県公安員会から登録している住所に更新手続きの案内ハガキが届きます。
更新期間は、誕生日の前後1カ月間の計2カ月間。
手続きは、各都道府県の免許センターや運転免許試験場で行いますが、優良運転者か高齢者講習受講修了者に限り、指定の警察署でも更新手続きができます。
【手続きに必要なもの】(高齢者手続きは省略)
・運転免許証
・更新ハガキ
・手数料
優良:3,000円、一般:3,300円、違反もしくは初回:3,850円、高齢者講習や特定任意講習を受講済み:2,500円
・眼鏡、補聴器など
【更新時の適性検査】
運転免許更新時には、適性検査を行います。
適性検査は、視力(深視力)、色彩識別能力、聴力、運動能力があり、免許種別によって合格基準が異なります。
免許の種類 | 合格基準 |
---|---|
普通自動車免許 大型特殊免許、二輪免許、普通仮免許など |
・両眼で0.7以上 ・片眼でそれぞれ0.3以上 ・片眼の視力が0.3未満、若しくは片眼が見えない場合は、他眼の視野が左右150度以上で視力が0.7以上 |
原付免許、小型特殊免許 | ・両眼で0.5以上 ・片眼が見えない場合は、他眼の視野が左右150度以上で視力が0.5以上 |
大型第一種免許、中型第一種免許(限定なし)、準中型第一種免許(限定なし)、けん引免許、第二種免許など | ・両眼で0.8以上 ・片眼がそれぞれ0.5以上 ・深視力を三棹法で3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下 |
引用元:運転免許証(更新、再交付、返納について) - Yahoo!くらし
優良運転者(ゴールド免許)のメリット
ゴールド免許は、運転免許証の更新をした時点で、過去5年以内に加点対象となる交通違反がない優良運転者に与えられる運転免許証のこと。
免許証の有効期限記載欄が金帯で表記され、黒枠で「優良」の文字が付記されます。
kojackは、優良運転者免許証制度(通称:ゴールド免許)が1994年5月10日の道路交通法改正で導入された時から継続してゴールド免許ですが、果してどのようなメリットがあるのでしょうか?
①更新期間
一般(青色帯)では3年ごとですが、ゴールドでは5年ごととなり手間が省ける
②更新時の講習手数料と講習時間の優遇
手数料が一般より300円安くなり、時間も30分で終了
③指定の警察署で更新手続き可
免許センターだけでなく、住所地など指定の警察署でも手続き可
④自動車保険の割引
任意保険の「ゴールド免許割引」が適用され、保険料が安くなる
制度見直しの時期
前章のとおりゴールド免許保有者にはそれなりのメリットが与えられています。
しかし、損害保険会社など民間事業者による優遇は目に見えて優位性が認められますが、制度を導入した管轄官庁である公安員会が定めた優遇措置があまりにもお粗末に感じるのはkojackだけでしょうか。
制度導入から既に今年で30年。
制度普及という役割としてのメリットは十分その役目を果たしたでしょう。
その間、ITの進化や世間の様々なシステムが変化し、生活は格段に便利になりました。
にもかかわらず、5年間も無事故無違反というあり得ないほど厳しい条件を突き付けられ、健気にそれを全うした真の優良運転者に対し、300円とわずかな時間の短縮だけというのは、もう「メリット」というのも烏滸がましいのではありませんか。
時代背景や世情を反映した制度改正を行い、時局に見合ったメリットを提供する必要があると考えます。
例えば、ゴールド免許保有者は自宅等からオンライン更新手続きによって、マイナンバーカードや運転免許スマホアプリにて即時に免許証を交付するとか、ゴールド免許継続年数に応じてポイントを付与して、獲得点数よって違反時に違反点数との相殺や反則金に充当するとか…
いくらでも実質的なメリットは考案できると思うのです。
こういうことこそ、国会で積極的に審議してほしいものです。
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