雨はコワい
もうすぐ梅雨入りですね。
6月生まれにもかかわらず幼い頃から雨が大嫌いだったkojackは、雨中のドライブも大嫌い。
梅雨に限ったことではありませんが、雨中の運転はコワいものです。
その理由のひとつは、先日当ブログでお話しした視界不良。まあ、でもこれは普通に運転していれば、それほど大きな障害になることは少ないですね。
もっとコワいのが、水たまりや路面にできる川のような流れ。
こういった状態の道路を走る時には、思わぬことが起きることがあるので要注意!
ハイドロプレーニング
「ハイドロプレーニング現象」って教習所で習ったのを覚えていますか?
引用元:cobby https://cobby.jp/hydroplaning.html
濡れた路面を高速で走行した際にタイヤと路面との間に水膜ができることによって浮いた状態になり、ハンドルやブレーキがコントロールできなくなる現象のことで、「アクアプレーニング現象」と呼ばれることもあります。
この現象が起きる原因はいくつか考えられます。
①タイヤの摩耗
②タイヤの空気圧不足
③タイヤ装着方向誤り
④過度なスピード
⑤水量過多
ご覧のとおり、原因の多くはタイヤのメンテナンス不足や知識不足によるもの。
日頃から点検やメンテナンスを行うことで危険な状態から予防できるのです。
また、雨量の多い時は「急」のつく運転は避けるのが鉄則ですが、スピード超過も危険な現象を呼ぶことになるので避けましょう。
対処法は?
ハイドロプレーニング現象に陥った場合、どのような対処法があるのでしょうか?
実は、完全にこの状態になってしまうと車のコントロールが全く利かなくなるので、ドライバーは何もできません。
ただし、大切なのは次のポイント。
①急な操作を避ける
急ハンドル、急ブレーキなどはスピンする可能性があるので絶対ダメ
②ハンドルをしっかり保持する
ハイドロプレーニング現象から復帰した時(タイヤがグリップした時)、いきなりコーナーが迫っていることもあるので、それに備えてしっかりハンドルは握っていること
③アクセルはゆっくり離す
アクセルをゆっくり戻し、タイヤのグリップが回復するまで自然に減速するのを待ちます
上記のとおり、基本は何もしないこと。
アクセルを離せば水の抵抗で自然と速度は落ちるので、そのうちタイヤがグリップします。
雨の高速などでは、最高速度が50km/hに規制されていたりします。
これは単に視界不良などだけではなく、こういった現象を予防するという意味もあるのです。
スポーツカーなどは、グリップが高く、排水性に優れたタイヤを履いているので、こういった現象に陥ることは少ないですが、エコタイヤなどグリップの低いものや古くてトレッド面が減っているもの、空気圧点検をきちんと行っていないクルマは、これからの時期、高速道路での走行には注意が必要です。
タイヤは、クルマと道路を繋いでいる唯一のパーツ。
日頃から点検、整備を怠らないよう気をつけてくださいね!
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