ハンドルが震える
”高速道路を走るとなんかハンドルが震えるんだよなあ”
”最近、走行中にクルマがガタガタ振動する気がする…”
なんて、経験のある方はいらっしゃいますか?
こうなると運転していても不快だし、なにより不安😰
原因はいくつか考えられるのですが、最も疑うべきはホイールバランス。
タイヤやホイールは見てのとおり円形ですが、厳密にいえば真円ではないし、重量も均等ではありません。
その上4輪が全て均等な状態でもないので、それを高速で回転させればバランスが崩れて、そのブレが増幅してハンドルや車体を振動させているのです。
そこで、クルマのタイヤはホイールバランスといって、1本ずつバランス取りして滑らかに回転するように調整する必要があります。
計測・調整は専門店で
では、なぜホイールバランスが崩れるのでしょうか?
考えられるのは、走行することで起きるタイヤの減り(劣化)、ホイールを縁石などに当てたことによる変形、バランスウェイト(重り)の紛失など。
時々、タイヤのトレッド(地面に接触する面)を確認してみるとわかります。
引用元:Motorz https://motorz.jp/feature/87427/
ご覧のように、タイヤが均等に減っていないとタイヤ自体のバランスが偏って、偏心運動となり振動を発生させます。
この偏摩耗は運転の仕方やホイールバランスの狂いが主な原因。
また、極端に傾斜の掛かった駐車場に常時駐車しているとタイヤ変形の原因にもなります。
このように偏摩耗などで振動が出始めたらなるべく早くタイヤ専門店へ。
ホイールバランスを計測・調整するには写真のようなホイールバランサーという専用の機械が必要です。
引用元:Motorz https://motorz.jp/feature/87427/
これでタイヤを回転させてバランスのずれを計測して、均等になるようホイールにバランスウェイト(重り)を付けます。
誤差は5g以内が推奨値ですが、専門店なら大抵1g以内で調整してくれます。
一度は測定しておきたいアライメント
”振動はないけど、なんだかハンドルを取られる”
”スーッとクルマが右(左)寄りに流れていく”
ということにお心当たりはありませんか?
これは前述のホイールバランスの狂いだったり、ホイールアライメントの狂いが原因です。
ホイールアライメントとは、タイヤの取付角度のこと。
タイヤは「キャンバー」「キャスター」、「トー」そして「スラスト」というそれぞれの決められた角度で取り付けられていて、それによって真っ直ぐ走ったり、曲がりやすくなったりします。
引用元:VW千葉北 https://www.vw-dealer.jp/blog/vw_chiba_kita/2015/02/post-9.html
これらのうち、いずれかひとつでも狂ってしまうと走行に支障が出て、先ほどのような現象が起こるワケですね。
外から見ただけではわかりにくく、これもタイヤ専門店などでアライメントテスターという測定器にかけて計測・調整してもらう必要があります。
特に縁石にタイヤを強く当てたことがあったり、段差や突起物を勢いよく乗り越えた経験のある方は一度計測しておいた方が良いと思います。
また、自然にクルマが左右どちらかに流れるのは、スラストアングルが狂っている可能性大。
調整して0度にしてもらえば症状は治まります。
どちらも狂ったままにしておくと、サスペンションなどに負担がかかり、故障の原因にもなり得ますので、気になる症状が出ている時はタイヤ専門店やディーラーにご相談くださいね。
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