kojack-ferrariのクルマ道

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試乗に行ってみよう! ~乗ってわかること、わからないこと~

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試乗は無料

クルマを買う時、例えば新車ならディーラー、中古車なら専業店などへ出向いて、欲しいクルマを見て、触れて、購入の意思を決めるわけですが、その時試乗ってしていますか?

たぶんほとんどの方がしていると思います。
特に新車の場合、ディーラーなどでは試乗車を用意していて、大抵無料で乗らせてくれますので。

中古車の場合は、一点ものなので試乗させてくれない場合もありますが、もし購入希望の場合はどんな形でも良いので契約前に一度乗っておきましょう。

繰り返しますが、試乗は無料なんですから。

何をチェックするの?

初めてのクルマ選びなどでは緊張とワクワクで、試乗しても気持ちが舞い上がって何もわからないことも…

それは当然のこと。
欲しいクルマ、憧れのクルマが目の前にあって、運転できるのですから舞い上がるのもわかります。

そんな時でも、このポイントだけはチェックしておくと、購入後 ”しまった” ということにならずに済むので覚えておいてください。

試乗のチェックポイント

①乗る前に、はやる気持ちを抑えてぐるっとクルマの周りを一周見て回ります。クルマの大きさを直感的に把握するだけでOKです。

②運転席に乗り込んだらすぐ走らず、ミラーを調整して左右や後方の視界(見え具合)を確認します。また、シートを前後調整してドライビングポジションを決めたら、ハンドルとシフトレバーの位置関係やエアコン、ナビなどのボタンに手が届くか、見えやすいかなど操作性をチェックしましょう。これは実際に運転した時に非常に重要なので忘れずに!

③走り始めたら①で感じたクルマの大きさが実際に走ってみてどう変わったかチェックします。もっと大きく感じるか、逆に運転してみたら小さく見えるか。←コレが大事!

試乗でわかることは上記①~③のように、視覚系情報や操作性が中心です。
特に②と③は所有してから改善できないので、よく確認しましょう。

③は車両感覚の問題ですので、これが自分の感覚(感性)と一致しないと、たぶん長く所有できないと思われます。

経験的には、外見より運転している時の方が小さく感じると乗りやすく、逆では持て余すことになるかと思います。

わからないこと

試乗経験の少ない人がよく勘違いするのが、
”試乗するとクルマの性能がわかって安心(納得)”
と考えていること。

数日間借りられる試乗キャンペーンなどを除いて、その場で数キロ走っただけでエンジンや足回り、ブレーキの性能、果ては操縦安定性や回頭性など把握(分析)することは難しいと思います。
 

数十台のクルマを経験し、サーキットなどでクルマの限界まで性能を引き出した経験のあるドライバーであれば、短時間の試乗でもある程度見極めることは可能ですが、それでもわかることは限られています。

ましてや、運転経験の少ない人が試乗しても、ゆっくりと店の近所を回っただけでは、恐らく ”そのクルマを動かせた” ということしかわからないでしょう。

もちろん、試乗の意味はそれも一つの価値です。
自分が動かせるかどうか=乗ることができるか、を判断する機会なので。

ただ、乗ってみたい気持ちだけでわざわざ店まで出向いて数分動かすだけなら時間がもったいない気がします。


例えば、これから駐車するであろう駐車場まで試乗して実際に入れてみるとか、周囲の状況(環境)が許せば停止(極低速)状態からアクセルを踏み込んで加速性能を試すとか、自分が知りたいテーマを決めてから試乗に臨むことをお勧めします。

これまで数えきれないほど試乗をしてきましたが、どこの店でも頼めばそれなりにリクエストには応えてくれることが多いです。黙っていたら店の周りを2~3キロで終わりですww

せっかく無料で試せる機会ですから、遠慮なくリクエストしてみてください。

大切なことは、試乗の前にいかに自分がこのクルマが欲しいか、乗ってみたいかのアピールです。
相手も商売ですから、ひやかし丸出しの人に時間はかけません。

顔は笑って、心は鬼で厳しくチェックしましょう😜

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