Fタイプってどんなクルマ⁈
ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社より発売されているFタイプ。
あのEタイプの血を引く、正統派ブリティッシュスポーツの一翼を担うクルマです。
Fタイプが最初に登場したのは2013年のこと。
2011年に発表されたコンセプトモデル『C-X16』そのままに、久しぶりにお目見えしたブリティッシュGTは、非常に洗練されたスタイリングと3.0L V型6気筒/5.0L V型8気筒のパワーユニットをフロントに積み、魅力溢れる一台でした。
今回試乗したクルマはその2代目。
これまでの縦型ヘッドライトは、LEDを採用した横型で薄く幅広なデザインに変更され、初代の獰猛なジャガーから切れ長なジャガーへと変身。
パワートレインも、従来のラインナップに2017年のマイナーチェンジで追加された2.0L 直列4気筒DOHCターボと合わせて3タイプを用意。
最強バージョンのV8SC(スーパーチャージャー)仕様では、575ps/700Nmと、とんでもないハイパワーを発揮します。
ディメンションは、全長:4,470mm、全幅:1,925mm、全高:1,310mmと、見た目のボリュームに反して意外と小さく、運転しやすい印象です。
トランスミッションは、8速トルコン式ATと一部モデルに6速MTを用意。
足回りは、前後:ダブルウィッシュボーン式で、20インチの大径タイヤを器用に動かします。
ジャガーの実力ここにあり
今回は、ジャガーランドローバー横浜みなとみらいにお邪魔してFタイプ コンバーチブルに試乗しました。
サービスのNさんは、185cmはあろうかという長身+イケメンでモデルさんのような方。
楽しいトークで気づけば2時間近く…😅
本題の試乗に参りましょうww
ご覧のとおり優雅にしてエロティックなボディラインはイギリス車ならでは。
名車として誉れ高きEタイプを彷彿とさせるテール周りなど、素直に ”カッコいい!” と思わせるデザインです。
コクピット周りも然り。
アストンマーティンとも似ているのは、やはりブリティッシュスポーツの文法に則っている証拠⁈
シートに腰を落としてみると、非常に良く計算されていることが体感できるシートポジション。
ステアリング、シフトノブ、スイッチ類へのアクセスが自然で何ひとつ違和感がないというのは、この手のクルマではなかなかお目にかかれません。
ロングノーズのフロントボンネットを開けると、こじんまりした直4 2.0L DOHCターボが鎮座しています。
フルカバーで何も見えませんが、ナリは小さくても、300ps/400Nmのパフォーマンスは結構イケてる。
Dレンジにエンゲージしたら、あとは静かにアクセルを踏むだけ。
ダイナミックモードでもジェントルな滑り出しです。
前方が開けたところで時速30km/からアクセル全開。
一瞬の間がありターボがフルブーストすると、図太い ”V6風” サウンドとともに力強く加速していくFタイプ。
この状態から300R程度の高速コーナーに突入。
足の動きがステディで、ロードホールディング性もステアリングへのリアクションも申し分なし。
Nさんが横で
「サルーンのようでしょ?」
たしかに、ショーウィンドウに映る姿を確認しなければ、まるでXEにでも乗っているかのよう…
タイトに見えるコクピットも適度な追い込み方で居心地良し。
見切りも良くてボディの大きさを感じさせません。
初めてイギリス車、ジャガーに乗りましたが、
”ジャガーの実力ここにあり”
とばかりに誇らしげな顔つきのFタイプを見て、ちょっと心が動いたかも😜
英国の香り漂うGTで
試乗は短い時間でしたが、全身に伝わってきたのは、イタリアともドイツとも違う英国車の香り。
長い歴史が育んできた『ジャガー』という乗り物。
”GTとは何だ?”
そのひとつの解がここにあるように感じました。
きっとFタイプなら余計なことに気を取られることなく、心地良く響くエキゾーストをBGMに、目の前に続くハイウェイをどこまでも旅できそうです。
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