クロスポロってどんなクルマ⁈
Volkswagenより2010年~2018年の間発売されていたクロスポロ。
ポロをSUV風に仕立てたドレスアップモデルです。
ベース車のポロは、ヨーロッパをはじめ、日本でも人気の高いコンパクトハッチ。
そのポロを少しだけ(15mm)背伸びさせて、ちょっこカッコ良く変身させたのがこのクロスポロ。
具体的には、フロントバンパーからフロントホイールアーチ、リアホイールアーチ、そしてリアバンパーまでぐるりと取り囲むように施されたブラック の樹脂製ガードや、前後バンパーもアンダーガード風のシルバー塗装、それにルーフレールも付いています。
搭載されるパワーユニットは、1.2L直列4気筒TSI(直噴ターボ)エンジン。
ベース車のポロTSIシリーズと同じもので、出力は105ps/17.8kgm。
これに7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせ、シームレスで快適な走りを実現しています。
しかも10・15モード燃費は18.6km/Lで、お財布にも優しい優等生。
ボディは、全長:4,000mm、全幅:1,710mm、全高:1,505mmとほど良いコンパクト感。
このサイズなら、どこの駐車場でも困ることはまずありません。
軽快~軽快~
今回は、ニッカコーポレーションよりお借りした2011年式クロスポロに試乗しました。
11年落ち、走行距離85,000kmほどですが、驚くのが塗装状態の良さ。
もちろん鉄粉などはありますが、クリア塗装被膜が厚くしっかりしているのか、色褪せ、色ボケがあまり見られません。
さすがドイツ車ですね~。
さて、走り出してみましょうか。
まず、運転席に座って気づくのが、全体的に自然な配置ということ。
初めて乗るのに何の戸惑いもない、もう10年来の愛車のようなフィット感。
その理由を探ってみると…
例えば、ウインカーレバーの長さだったり、ハザードスイッチの位置、ブレーキペダルの高さなど、ドライバーが触れるもの全てがちょうど良いところにあるから。
これはとても重要なことなんです。
運転しながらスイッチを探したり、なんだかペダルの位置がしっくりこないと集中できない=事故を起こしやすいということ。
クロスポロはポイント高いですね~👍
軽々と回るターボエンジンにDSGの組み合わせだから、その走りはとても軽快🎵
さすがに85,000km走っているので若干クラッチが滑り気味ですが、それでもそこはDSG。
体感ではほぼタイムラグを感じることなく7速までスムーズに変速し、一般道でも高速でもストレスなく流れに乗っていけます。
このDSG、ノーマルとスポーツの2モード選択可能で、スポーツモードではシフトダウン時にちゃんとレブシンクロ(エンジン回転数を下段ギアに合わせる操作)までやってくれるんですね~! 惜しむらくは、回転数がちょっと高くてクラッチミートした瞬間蹴り出されるショックがあります😅
それとブレーキのタッチが非常にリニアな点が評価できます。
踏んだ分だけ利いてくれる、いわゆる踏力応分型。
コントロールしやすいブレーキは安心ですよ。
車高が若干高くなった分だけ少し上下方向に揺れる(ピッチングする)ことがありますが、クルマのキャラクターを考えれば許容範囲でしょう。
トランクはどう?
走りの方はなかなか良さそうなクロスポロ。
荷物はどれくらい積めそうか気になりますね。
車格からいって荷室長は約600mm、荷室幅は900mmくらいでしょうか。
荷室ボードを二段階に変えられるので、写真より100mm前後下げられます。
ボードが上段の時はリアシートを倒すとフルフラットにできるので、キャンプなど荷物が多いユーザーには助かりますね。
また後席の居住性も標準的。
身長174cmのkojackでこぶし1個半なら、大人4人は楽に乗れるということ。
今流行りの…
今回ご紹介したフォルクスワーゲン クロスポロ。
今流行りのソロキャンパーや初めてのクルマで可愛いけどしっかりした子がいいなぁ、と考えている方にはうってつけの一台です。
ただし、注意点がありますよ!
DSGが故障した場合、その機構上修理代が高くつきます。
概ね25~30万円くらいというところ。
他にはドアロック故障の例もあるようです。(修理費10万円程度)
発売から相応の時間が経過しているので、不具合についてはリコールやサービスキャンペーンなどで対応されている個体が多いと思いますが、購入時はその辺りの確認もお忘れなく!
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