コレしか浮かばない
今週のお題は、「SFといえば」。
”SF” っていったら、一般的にはサイエンス・フィクション(Science Fiction)のことなんですよね⁈
一応、この歳までなんとか生きてきたので、それくらいは存じ上げておりますが、”SF” と聞くと、どうしてもコレしか浮かんでこないのです👇
そう!このエンブレムに書かれた ”SF” の文字。
この ”SF” とは、"Scuderia Ferrari" のイニシャルで、訳すと『フェラーリ・レーシングチーム』のこと。
歴代のレースカーに付けられている輝かしいエンブレムですね。
その歴史は古く、最初に使われたのは1932年。
それ以来、一貫してフェラーリのレーシングカーにはこの ”SF” エンブレムが輝いています。
夢現の世界
と、クルマの話はこれくらいにして😉
本題にまいりましょう。
亡くなった父は幼少期から大の本好きで、父の部屋には壁一面に設えた書架いっぱいに本が並べられていました。
学生時代より時々そこを覗いては興味のある本を拝借して読んでいましたが、そのうちの一冊が、小松左京の『日本沈没』。
恐らく記憶では最初に触れた本格SF小説です。
作品が発表されてから10年ほど経っていたので、当時ほどのインパクトはなかったとは思いますが、1980年代は伊豆半島沖の群発地震や日本海中部地震など毎年のように地震が頻発していたので、読中、読後も夢物語と片付けられない心境でした。
折しも近い将来、伊豆半島沖大地震や首都圏直下型大地震が発生するという話題がマスコミでよく取り上げられていた時代でもあり、”もしかすると…” と悪い意味での夢うつつの世界。
ストーリーは非常にスピード感があり、地震という緊迫した状況の中で、登場人物の揺れ動く心情を的確に描写していて、一気に読み進めたように思います。
原作>映画
元々、学生時代は新書、その後は父の影響で経済小説を読むことが多かったのですが、歳とともに推理小説など気軽に読める本を手にするようになりました。
そんな中で偶然図書館で見つけたのが、梶尾真治の『黄泉がえり』。
この時はすでに映画化もされた後でしたが、偶然にも⁈観ていなかったので自分のイメージでその世界観を想像しながら読むことができました。 コレって大事ですよね~😉
超常現象や地震をきっかけに、死者が蘇るというやや突飛な話を軸としながらも、一つひとつのエピソードが丁寧に描かれていて、読み進めるうちに涙が溢れて止まらない感動の一冊。
読後、すぐにテレビで映画が放映されたのですが、こちらは ”うーん🤔” ww
なかなか映像にするのは難しいものです。
今回ご紹介したSF作品はどちらも地震にまつわる物語でしたが、今度は歴史を題材にした作品なども読んでみようかな🙄
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