サインは様々
渋滞している高速やバイパス道路を走っていると、合流地点で合流してきたクルマがハザードランプを点滅してくれることが多いですね。
これは通称「サンキューハザード」などと言われている慣習で、ドライバー間のコミュニケーションとして広く浸透しています。
また、信号で右折待ちをしている時などに、対向車がパッシングライトを点灯してくることがあります。
解釈が分かれるところですが、首都圏などでは通常「お先にどうぞ」という意味でパッシングされることが多いように思います。
それから、クラクションもありますね。
信号待ちで前車が青に変わっても動かない時に、後続車が軽くクラクションを鳴らして促してくれる場合など。
クルマは喋れないので、このような形で他車とコミュニケーションを取ることが通例となっています。
地域によっては…
ところが、このサイン。
地方や地域によって、様々なルールがあるようです。
いわゆる ”ローカルルール” っていうヤツ。
これがなかなか厄介なんですね😐
例えば、パッシングライト。
前述のとおり、関東では「お先にどうぞ」と道を譲る意味で点灯しますが、関西では「こちらが先に行きますよ」と全く逆の意味で行われることが多いそう。 ←関西では最近パッシングは減ったそうです😉
パッシングライトの使用に関して明確な法規定はないので、完全なローカルルールなんですね。
できれば、ドライバーが直接ジェスチャーで伝えるのが良いと思いますが、それもまたケースによります。
クルマで旅行する時などは予備知識として覚えておかないと、いつもの癖で運転すると事故に遭う可能性も…
また、ハザードランプも気をつけたい場合があります。
タクシーが客を乗車させるためハザードランプを点滅して急に停車したり、車線変更するのを見たことがある方も多いと思いますが、本来は左ウインカーで道路端に寄せて、停車時にハザードランプを点滅させないといけません。
二車線の右側を走っていたタクシーが、ハザードを点滅させながら急に左車線というか道端まで一気に車線変更する場面にこれまで何度も遭遇しました。
都心部などでは駐車車両も多く、左車線を走りにくいといった事情もありますが、普通に流れている道路で目の前でいきなりハザードを点滅されてもクルマの動きが読めず危険です。
しかし、場所によってはこういった運転も想定しておかなければなりません。
基本は焦らず、ゆっくり
ご紹介したようにその地域によって意味が違ったり、出し方も様々なサイン。
ローカルルールといってもドライバーによっても解釈は違います。
もちろん正解もありません。
ですから、運転の基本は、”焦らず、ゆっくりと!”
右直事故の回でもお話ししましたが、右折待ちの時は、待っている間に周囲の状況を確認して安全確保し、焦らず、余裕をもって曲がる。 あくまで直進優先ですから😉
もし、ハザードのタクシーに割り込まれても、煽らず、しっかり車間距離を取る。
焦って先を急いでも、結果として大して変わりはありません。
ルールの違いや乱暴な運転に出くわしても、”そういう人だから仕方ない” と割り切れば、気持ちは落ち着きます😌
一番損なのは、相手の行為にカッとなってトラブルに巻き込まれたり、イライラした気持ちになることです。
クルマもいろいろ、ドライバーもいろいろ。
相手にしないのが得策ですよ😉
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