大波乱の幕開け
引用元:motorsport.com
F1第10戦イギリスGP決勝は、7月3日、シルバーストーンサーキットで開催されました。
これまで数々の名勝負が繰り広げられてきた、超高速サーキットで知られるシルバーストーン。
1987年には、中島悟選手を含むHONDA勢の1-2-3-4フィニッシュなんていう快挙を達成したのも、ここシルバーストーンでしたね。
しかし、今年は名勝負の前に大波乱が…
スタート直後、後方集団で多重クラッシュが発生。
アルファロメオの周冠宇選手のマシンが転覆し、タイヤバリヤを飛び越える形でコースアウト。
いきなりの赤旗中断となりました。
周選手の容体が心配されましたが、大きなケガはなくレースは再開。
レース展開も波乱含み
引用元:yahooニュース
再スタートとなったイギリスGPは、予選トップのフェラーリ、カルロス・サインツjr.選手が首位を死守してレースをリード。
しかし、第4戦以降、好調のレッドブル、フェルスタッペン選手の猛追に、11周目、痛恨のミスでついにトップを明け渡します。
ところが、フェルスタッペン選手のマシンがコース上のデブリ(ごみ)を拾って車体を損傷、順位を落とすという波乱の展開に。
その後、サインツjr.選手のペースが上がらず、非情にもチームからはエース、ルクレール選手とのポジションチェンジの指示が…
これでトップに立ったルクレール選手が今季3勝目かと思われましたが、またまた波乱が起こります。
レース終盤、レーシングアクシデントによりセーフティカーが出動。
このタイミングでタイヤ交換ができなかったルクレール選手を、再スタートでサインツjr.が交わしてゴール。
見事、F1初優勝👑となりました👏
ポイントランキング
第10戦を終えた時点でのポイントを見てみましょう。
コンストラクターズポイント(マシン製造者部門(=チーム)のポイント)
1位 レッドブル・レーシング 328pt
2位 スクーデリア・フェラーリ 265pt
3位 メルセデスAMG F1 204pt
ドライバーズポイント(ドライバー部門のポイント)
1位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 181pt
2位 セルジオ・ペレス(レッドブル)147pt
3位 シャルル・ルクレール(フェラーリ) 138pt
4位 カルロス・サインツjr.(フェラーリ) 127pt
ややフェラーリが落ちてきましたが、ほぼ折り返しとなったイギリスGPでこの位置をキープしていれば好成績。
これから真夏のヨーロッパラウンド。
テクニカルなコースや超高速のスパ・フランコルシャンも控えているので、今季のフェラーリには期待が持てます。
メルセデスが徐々に忍び寄ってきたのが若干気になりますが、サインツjr.選手も優勝を経験して勝ち方を覚えてくれたら心強いですね😉
次戦以降に注目です!
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