早くも梅雨明け
なんと関東地方も6/27に梅雨が明けたとのニュースが…
例年なら7月上旬まではハッキリしない天気が続き、晴れたと思っても急に雨が降ったりするのですが、梅雨末期特有の大雨もないまま明けてしまいました😅
なんだか拍子抜けした気分ですが、まあ雨より晴れの方が気持ち良いのでヨシ👌としましょう。
数日前からすでに夏空でしたが、これからは本格的な猛暑がやってきますね。
ここ横浜でも35℃前後の日が続きそうですが、この炎天下での駐車には、いろいろと危険が潜んでいるのでお気をつけくださいね。
紫外線のイタズラ
ふた月ほど前、当ブログでこんな記事を書きました👇まさにこの季節になってきたワケですが、改めて真夏の炎天下での駐車対策についてお話ししましょう。
前回は紫外線(UV)よりも赤外線(IR)による熱害に対する注意点を中心にお話ししましたが、UVについては気にしなくても良いということではありません。
記事のとおり、最近のクルマはUVカットガラスを採用しているので、以前ほどナーバスになることはないと思いますが、数%のUVでも日焼けや劣化が進むのも事実。
また、旧車と呼ばれる数十年前に製造されたクルマだとサイドウィンドウなどはUVカットされていないものもあるので、青空駐車でUV晒し放題にしていると、ダッシュボードの縮みや剥がれ、本革シートのヒビ割れ、褪色などよろしくないことが次々と起こる可能性があります。
過去、旧車を屋外駐車していた時の経験では、当たり前ですがボディカバー(UVカット加工のもの)が最も保護効果が得られました。
メルセデスベンツ(W211)やフェラーリF355などは内装の塗装がUVで溶け出すことがありますが、カバーをかけていただけで、ほぼそういった現象は見られませんでした。
カバーは装着/脱着の手間がかかり、ボディが傷つく心配もありますが、収納袋付きのものや複層化され裏面は柔らかい生地のものもあります。
灼熱の赤外線
一部のクルマではIRカットガラスを採用しているものもありますが、クリアガラスでは70%程度しかカットできないので、IR加工やフィルムだけでは真夏の灼熱地獄から逃れることはできません。
IRの灼熱光線は強力で、炎天下に駐車していると、駐車時間によりますが車内温度が60℃以上に上昇していることがあるので、いきなり乗り込むのは危険です。
黒の本革シートなどはかなり高熱になるため、特に女性の場合、ミニスカートなどで肌が直接シートに触れると軽いやけどのような状態になることも…
出先では前述のようにボディカバーをかけるわけにもいかず、青空駐車せざるを得ないと思いますが、そんな時は瞬間冷却スプレーなどを活用すると良いと思います。
車内にスプレーして、エアコンを2~3分かけるだけでかなり温度を下げられます。
ただし、こういった商品は可燃性ガスを利用しているので、使用前に火気の確認、使用後の換気など、使用方法をよく読んで、必ず守ること。
また、サンシェードを立てておくと20℃ほど室内温度を下げられるといったテスト結果も報告されていますので、フロントガラスだけでなくサイドウィンドウにも設置すると効果的でしょう。
乾燥対策もお忘れなく
真夏の日中に運転する時は、灼熱地獄から逃れるためにエアコンをずっと入れっぱなし、という方がほとんどでしょう。
エアコンはその性質上、室内を除湿することは不可避なため、狭い車内ではあっという間に空気が乾燥します。
ただですら強い日差しを浴びて目が疲れるのに、さらにエアコンで車内が乾燥すると眼精疲労が蓄積され、目のかすみや視力低下などの症状を発症させ、これが事故に繋がることも…
そこで、バッグなどに目薬を常備しておいて、目が疲れたと感じたらちょっとクルマを停めて点眼することをオススメします。
特に40代以上の方は涙液の分泌量が減り目が乾きやすくなっているので、早めの点眼で労わりましょう。
いかがでしたか?
これから来る灼熱の数か月間。
少しの準備や工夫で不快な汗だく💦を回避できたら気持ち良く運転できますね。
ご紹介した他にもいろいろ対策はありますが、経験的にはカバーやシェードなど物理的にUVやIRをカットするのが手っ取り早く、しかも効果的に感じます。
真夏の駐車は車内温度が思った以上に急上昇するので、くれぐれもお子さんを置き去りにしてちょっと買い物、なんていうのは絶対におやめくださいね🙋
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