kojack-ferrariのクルマ道

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魅惑の未知なる淑女 ~原点、ここに在り~

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出会いはひっそりと

あのクルマに出会ったのは、小学校の裏庭。
校舎の陰を落としたその場所に、薄紫のドレスを纏った淑女はひっそりと佇んでいました。

その名は、S30型フェアレディZ
引用元:ベストカーweb

1973年当時の日本を代表するスポーツカーであり、スペシャリティカーの頂点に君臨したクルマです。

フェアレディZ」とは、未知への可能性を秘めた淑女の意。

なんとも魅力的な名前とそのスタイリングに、わずか8歳の少年だったkojackでさえ、心惹かれたものでした。

美しい淑女にメロメロ

このクルマ、実は学年主任の先生が乗っていたものでした。
その先生にクルマの名前を教えてもらい、放課後、来る日も来る日も会いに行っていました。

毎日眺めていても飽きないロングノーズ、ショートデッキの美しいスタイリング。

”スポーツカーってかっこいい😆”
”シートが2つしかないクルマがあるんだ🤔”
と、初めて見る本格的なスポーツカーに夢中になりました。

美しい淑女にメロメロ。

この頃からスポーツカー以外には目が向かなくなったのは言うまでもありません。

45年の時を経て

『カメラ小僧』なんて言葉が流行った時代、kojackも毎日のようにコンパクトカメラを首からぶら下げて自転車で駆け回っていました。

目的はスポーツカーを撮ること。
スーパーカーブームを数年後に控え、クルマを撮っていた子供はまだkojackくらいでしたが、お構いなしにスポーツカーを見つけてはパシャパシャとシャッターを切りまくる日々。

kojackのスポーツカー好きは、この頃から醸成されたんですね。
その原点は、やはりフェアレディZとの出会い。
この美しさに出会わなければ、No car,No Lifeな人生も歩んでいなかったことでしょう。

そのフェアレディZを初めてドライブすることができたのは、出会ってから45年の時が過ぎてから。
8連メーターのインパネを前に、ステアリングセンターの「Z」マークを見た時には感慨深いものがありました。

味わい深いキャブの吸気音や細く大きなステアリング、重いクラッチなどひとつひとつが時代を感じさせ、思わず泣きそうに…

乗り終えて、無事乗りこなせた安堵感ときっともう乗ることのない淋しさと。


今夏には、新型フェアレディZが発売されます。
S30からZ34までをトリビュートしたモデルに仕上がって、スポーツカー好きにはまた楽しみがひとつ増えました😊

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