気象病とは
「気象病」、天気痛とも呼ばれる病気ですが、一度は耳にしたことがあると思います。
気象病とは、気温や気圧など “気候” の変化によって引き起こされるさまざまな症状の総称です。
日本では罹患者数は1千万人ともいわれ、患者数の多い病気の一つです。
典型的な症状は、気圧の降下に伴って発症する頭痛、めまいなど。
気温、気圧が変わりやすい春や秋に体調不良による不定愁訴を訴える方も…
しかし、この気象病。
発症のメカニズムが解明されておらず、上手く付き合っていくしかないのが現状です。
運転の大敵
運転の敵はいろいろありますが、最大の敵は集中力の低下です。
これはレーシングドライバーでも長距離トラックドライバーでも、サンデードライバーでも同じ。
この集中力を邪魔する原因の一つが、気象病に起因した頭痛やめまい。
かくいうkojackも気象病患者の一人で、運転中に発症するとかなり苦しいときがあります。
集中力が低下するとどうしても安全確認が疎かになり、歩行者の見落としによる人身事故や後続車の接近に気付かず接触事故を起こすなど、事故に繋がりやすくなります。
どう付き合うか⁈
さて、原因不明なうえ、天気でコロコロ変わる気象病。
どう対処していったらよいのでしょうか?
【頭痛の場合】
症状によって対処方法も変わってきますが、頭痛の場合は直接的に運転に支障が出るわけではないので、まずは普段以上に安全確認を意識してミラーや目視で確認を行うようにしましょう。
痛みがひどくなったら、クルマを路肩などに停めて小休止。
気象病は、気圧が戻ったり、身体がその気圧に慣れるまでは回復しないので、あくまで痛みが落ち着くまでの緊急避難的対処です。
【めまいの場合】
めまいは運転に直接的に影響する症状なので、発症したらできるだけ早く車を停めましょう。
ひどくなると、人によっては目の前が真っ暗(真っ白)になり、一瞬意識がなくなるようなこともあります。
まずは、目を閉じて視覚情報を遮断して脳を休ませます。
冷たい飲み物など何か冷やせるものがあれば、おでこや首筋にあててクールダウンしたりするのも有効な対処方法。
頻繁に発症する場合は、抗めまい剤を携帯して服用するようにすることも大切です。
気象病は、自律神経の乱れから頭痛、めまい、心拍数や血圧の上昇などを引き起こすので、天候の怪しいときは原則、運転は控えましょう!
どうしても運転しなければならない場合は、前述のとおり集中力が切れないよう意識するとともに、好きな音楽をかけたり、アロマを焚くなど脳をリラックスさせ自律神経がフラットになるよう工夫しましょう!
いかがでしたか?
今のところ適切な対処がないので、各自で緩和策を取るしかありません。
体調が悪いときは不要不急な運転は避けることが一番の対処です。
くれぐれも無理は禁物ですよ😉
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