kojack-ferrariのクルマ道

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《ホンネ試乗記》シボレー カマロ LT RS ~鮮やかに進化したアメリカンスポーツ~

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カマロってどんなクルマ⁈

ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社よりシボレーブランドで発売されているカマロ。
日本でも長きにわたり親しまれてきた、アメリカンスポーツの代表格です。
そんなカマロがこの世に登場したのは1967年。
半世紀以上にわたり、アメリカをはじめ世界中で愛され続けているクルマです。

今回試乗したクルマは6代目にあたり、ヒットした前作(5代目)のキープコンセプトモデル。
とてもハンサムな顏をしていますね。

パワートレインは、SSが6.2L V型8気筒OHV(453ps/617Nm)、LT RSが2.0L 直列4気筒DOHCターボ(275ps/400Nm)の2タイプ。

これをアルミニウムを多用し90kg以上ダイエットに成功した新設計シャシーに搭載しています。
 

大柄に見えるディメンションは、全長:4,785mm、全幅:1,900mm、全高:1,345mmと、実寸も立派。

しかし、車重は前述のとおり軽量化が図られ、LT RSでは1,560kgとかなり軽く仕上がっています。

トランスミッションは、SSが10速、LT RSが8速のトルコン式オートマティック。
足回りは、フロント:マクファーソンストラット、リア:マルチリンク式を採用。

ブレーキシステムには、フロントにイタリア・ブレンボ社製のアルミ対向4ポットキャリパーを標準装備しています。

ちなみに車名の「CAMARO」は、古仏語の「camarade」カマラード=友人・仲間に由来するそうです。

2.0L 直4でアメ車は走るのか⁈

今回は、シボレー東名横浜にお邪魔してカマロ LT RSに試乗しました。
サービスのWさんは、クルマ雑誌編集者のような雰囲気で親近感~😊

早速乗り込むわけですが、この初代を彷彿とさせるクォーターピラーのラインが泣かせますね🤣


カマロは一応4座のシートレイアウトですが、身長174cmのkojackではリアに座るとヘッドスペース、ニースペースともゼロ、というかマイナスです😅

いわゆる1マイルシートと思っていただければよろしいかと…

ストレートタイプのATセレクタレバーを引きDレンジにエンゲージすると、大きな車体にもかかわらずスルスルと滑り出します。

とても滑らかで、”アメ車らしくない” と言ったら叱られそうですが、よく躾けられたATには感心。

ただし、発進加速がもたつくところはやはり2.0L。
極低回転域のトルク不足は否めません。

ターボの立ち上がり(ブースト)がやや古典的で、最近の欧州車のように、SC(スーパーチャージャー)的な下から滑らかに吹け上がるターボというより、アクセリングでグンッと前に進む感覚。

パドルで積極的にギヤをセレクトしながらトルクバンドを外さないようにすれば、軽快な身のこなしを見せる一面も…


さすがに狭隘路ではその大きさを認識させられますが、ひと昔前のアメ車のような巨大戦艦のそれとは違い、意外にも見切りの良いデザインで運転は思いのほか楽。
 

不人気だった4代目から13年の時が過ぎ、生まれ変わったカマロ。

初代をインスパイアしたクラシカルなボディデザインとアメ車らしからぬ2.0Lターボが生み出すCoolな走りは、これまでのアメ車の概念を打ち壊す衝撃を与えてくれます。

まさかのユーティリティ

大きなボディとはいえ背の低いスポーツカーであるカマロ。
積載性など期待できない…
と思いきや、これが意外と容積があります。

もちろん、荷室高はかなり低いですが、奥行きが1,000mm以上ありそうで積み方さえ工夫すればかなりの荷物が入ります。

さらにトランクスルー機構も備え、使い勝手も👍

鮮やかな進化

久々にアメ車をじっくり観察しましたが、Coolですね~、カマロ。

押し出し感のあるイケメンマスクに、なかなかキレのある走り。

ちょっと生真面目過ぎるドイツ車に飽きたアナタ。
鮮やかに進化したアメリカンスポーツで、いつもとは違う景色を見てみませんか。

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