本日のクルマ
GWであちこちお出かけ三昧の方も多いと思いますが、この辺で少しゆっくりしませんか。
そんな時はミニカーでも眺めながら、お茶の時間にいたしましょう☕
本日ご紹介するのは、このクルマ👇
Maisto社製 1:18 『Ferrari F50』
F50は、フェラーリ社創立40周年を記念して製造されたスペシャルモデルであるF40に続き、1995年に創立50周年を記念して製造された限定モデルです。
(フェラーリ社創立は1947年なので本来は1997年ですが、前倒しで製造されたのは排気ガス規制対応のため)
カーボンコンポジット製のセンターモノコックの採用、当時のF1マシンのエンジンをロードカー用にチューンして搭載するなど常識を覆したクルマでした。
4.7L V型12気筒DOHCエンジンは520PS/48.0kgmの強大なパワーを絞り出し、これを6速マニュアルトランスミッションを介して駆動します。
サスペンション形式も前後ともプッシュロッド式を採用するなど、F1マシンのテクノロジーにこだわった設計。
その一方で、内装はF40とは違い、本革張りのバケットシートやエアコンも標準装備し、ボディタイプもバルケッタ(イタリア語で小舟の意=オープンモデル)となるなどスパルタンというより、ラグジュアリースポーツの様相を呈しています。
生産台数は349台。
F40は数多くのレースでも活躍しましたが、F50に関してはそのレーシングバージョンが作られることはありませんでした。
detail
このミニカーはMaisto社製です。
同社は、アメリカ・カリフォリニア州に本拠を置き、リーズナブルなダイキャストモデルを手掛ける老舗ブランド。
コレクションのきっかけとして、最適なモデルといえるでしょう。
この個体は、気まぐれにネットショッピングにて5,000円くらいで購入した記憶があります。
当時、既にKYOSYOやMattelがフェラーリモデルの版権を放棄しており、F50が発売されなかったため詳細も確認せずMaistoを入手しましたが、改めて見てみると悪くない出来に思えます。
このスケールでは標準的なギミックですが、フロントボンネット、リアエンジンフード、左右ドアを開閉でき、フロントタイヤはステアリングと連動して左右に可動します。
F50の特徴ともいえるフロントボンネットの大型エアアウトレットも精巧に再現されていますね。
また、F40から受け継いだリアエンジンフード上のクリアタイプのカバーからはV型12気筒エンジンを覗き見ることができます。
フロントボンネット下には、ラジエター、ブレーキマスタシリンダー、またシートデザインを模したトラベルバッグなども確認できます。
内装もごく標準的な仕上がり。
本革シートのデザインやF50のアイコンである独自形状のルームミラー、ステアリングなどを忠実に再現。
感心したのは、ダッシュボードに貼られたアルカンタラのマテリアル感を上手く表現できているところ。
エンブレムやSF(スクーデリア・フェラーリ)バッジも結構リアルに作り込まれていて、塗装も悪くありません。
”お値段以上”、かな😜
conclusion
さて、いかがでしたか?
本日のクルマ、Ferrari F50
アメリカ製、リーズナブルなモデルメーカーと聞くと、正直、期待値はそれほど高くありませんでしたが、意外や意外(失礼か😅)、クオリティはまずまず。
このプライスでこれだけの仕上がりなら、十分満足いただけると思います。
某イタリア製モデルカー1台でMaistoなら10台買えますよww
数多く存在するスペチアーレ(スペシャルモデル)の中で、近年、その存在が見直されてきているF50。
2022年3月に開催された海外オークションでは、5億5千万円で落札されました。
kojackはクラブのメンバーが乗っているF50を数回見たことがある程度で、乗ったこともありませんが、アライ鈑金、荒井社長のお話しではとても公道では乗りにくいとおっしゃっていました。
ミニカーはまだまだ各社から販売されているようですが、コレクションに加えたいという方や興味がある方はチェックしておいた方が良いかもしれませんね。
ご馳走さまでした☕
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