本当に使えるのか
いきなり挑発的な見出しで恐縮ですが、これまで3台のドライブレコーダー(ドラレコ)を使ってきた経験から、その実力を検証してみたいと思います。
結論から言うと、ドラレコは十分使えると思います。
事故状況や走行の記録、裁判などの証左として耐え得るデータとして。
ただし、いくつかの条件を付したうえでのお話しであることも付け加えておきます。
昼間時の性能
まず、これまでkojackが使用してきたドラレコの機種からご紹介しておきます。
①COMTEC ZDR 026
3年ほど前にアバルト500に装着していた
もの。
370万画素は当時最高の性能。夜間撮影時の
鮮明度を確保する技術も投入された
ハイスペックモデル。
②Pioneer カロッツェリア クルーズスカウター
ND-CS3
サイバーナビAVIC-VH0099に取り付けられる
カメラユニット。
約100万画素ながらGセンサーを内蔵していて
鮮明度はなかなか。
③アバルト純正 スマートレコWHSR-510
画素数不明の謎のドラレコww
ユーザーの口コミでも2年ほどで動作不安定
となる、との声多し。
ご多分に洩れず2年で走行中に再起動を繰り
返す状態だが、映像はしっかり撮れている。
これを前提条件として、①~③とも走行中でもナンバーなどの情報は明瞭に撮影されているので昼間の映像に関する評価は、
”概ね合格”
まあ、当たり前です😉
これがダメなら存在価値なしww
特に①はさすが最高画素数を誇るだけあって、走行中にも関わらず、ナンバーからドライバーの顔までかなり鮮明に撮影できていました。
早朝、夜間時の性能
この条件となると一気に性能の差が生まれます。
一例を挙げてみました。
写真は前章③の映像。
早朝、6:34に起きた事故現場の映像をキャプチャーしたものです。
多少画像を圧縮していますが、それを差し引いてもこれでは使えません。
問題点は二つ。
一つは、停止している事故車の赤いクルマのナンバーが全く判読できないこと。
もう一つは、走っている左側の白いクルマのナンバーが全く判読できないこと。
ナンバーが判読できないとなると、ドラレコの本来的役割を果たしません。
原因は、逆光補正機能がないこと。
朝日が昇る時間は特に強烈な逆光となりますが、見事に色飛びを起こしています。
このように光の状態に合わせた補正機能が充実していないと、いざという時に全く役に立ちません。
画像はありませんが、前章①は補正機能がかなりしっかり機能していて、夜間、対向車のヘッドライトや朝日による逆光でもナンバーは判読可能でした。
早朝、夜間の映像に関する評価は、
”補正機能や鮮明度確保機能によりけり”
機種選定時の重要な要素の一つですね。
”ドラレコを装着しているから” と過信していると痛い目に遭うことも😨
雨天時の性能
この条件も機種選定時には重要です。
なぜなら、悪天候時こそ事故が発生しやすいから。
雨の早朝、6:35に交通違反を捉えた決定的瞬間。
よく見てください、進行方向の信号は赤です。
タクシーは完全な信号無視。
そして、これを基に例えば警察が検挙しようとする時に重要なのが、ナンバーが判読できるか否か。
写真はナンバーを加工してありますが、はっきりと下一桁が「6」と判読できます。
こちらが信号待ちで停車中、違反車両が走行中という条件ですが、これだけ鮮明に撮影できれば十分証拠として使えます。
雨天時の映像に関する評価は、①~③とも
”概ね合格”
悪天候時は、やはりカメラの画素数や明るさで違いが出ます。
今回は機種を特定してその性能を評価しましたが、他の機種にも共通する条件もありました。
これからドラレコを購入しようかな🤔と考えていらっしゃる方、そろそろ買い替えかな、という方の参考になれば幸いです😌
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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