kojack-ferrariのクルマ道

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ちゃんと除湿していますか? ~梅雨時期だけでない除湿対策~

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湿気は大敵

桜の時期になって、急に雨の日が増えました。

普段お乗りの愛車。
除湿対策はバッチリですか?

クルマは湿気を嫌う乗り物です。
それは何故か?

過日、お話ししたエアコンメンテナンスの回でも触れましたが、車内に湿気を溜めるとカビの繁殖やダニの温床となるばかりか、それが元で悪臭を発生させることもあります。

また、ウッド調パネルやカーボン調フィルムを接着しているクルマも多く、湿気によって剝がれやすくなったりもします。

梅雨時期だけでなく、春や秋は雨も多くなり、湿度が急に上がって目に見えないところまで結露しやすくなります。

例えば…
ガソリンタンク。


意外と思われるかもしれませんが、給油時にガソリンタンクのキャップを開けると、圧力の作用で湿気を帯びた空気が一気にタンク内に侵入します。

これが温められたり冷やされたりして、結露するのです。
比重の重い水はタンクの底に溜まり、錆の原因になったりエンジン不調をもたらします。

できるだけ雨の日の給油は避けましょう!

そう!
クルマにとって、湿気は大敵なんです。

室内の対策は?

室内に籠る湿気は、こんなグッズで対策します。

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家庭用除湿剤です😉

大容量(500~700cc)のタイプでも構いませんが、設置場所によっては走行中にボトルが転倒したり足元の邪魔になるので、写真のような細長いタイプが使いやすいと思います。

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実際に試してみました。

実施期間は、5月から9月までの4か月間、屋内駐車場に停めた状態での結果です。
容量300ccの除湿剤が全て吸湿していて、写真左側のように中は水でパンパンでした。

また、設置方法ですが、写真右側のように運転席の後ろやシートの下に置けば転がることなく機能します。

別にクルマ用を買う必要はないので、ホームセンターなどで販売している除湿剤をお使いください。

ガソリンタンクの除湿は?

こちらは専用の除湿剤が必要です。
例えば…
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これは、呉工業から発売されている『FUEL SYSTEM GAS TREATMENT』という製品です。

この製品は単なる水抜き剤ではなく、その名のとおりガソリン燃料の通るところをクリーニングして、インジェクター(エンジン燃焼室にガソリンを噴射する装置)や吸排気バルブ(エンジン内部に燃料を送り込んだり、排気ガスをエンジン内部から送り出す弁)に付着した汚れを除去して燃費やパワーを向上させるものです。

使い方は簡単で、ガソリン50~70Lに対してこれを一本、ガソリン給油口から直接注入するだけ。

ガソリンと混ざった液剤がタンク内の水分を吸収してマフラーから車外に排出します。

これ以外にも各社からこういった製品が発売されていますので、カー用品店などでお尋ねいただければ入手できます。


いかがでしたか?

実はこれからの季節、車内の温度が上がると乗員の呼気や汗などもシートや足元のマットが吸湿して湿度が上がります。

もちろんカビやダニの繁殖を助長させ、ニオイの原因にもなります。
これらが繁殖すると体調不良の原因にもなり得ますので、お気をつけください。

また、屋外駐車のクルマは、より湿気の影響を受けやすいので、運転中は常にエアコンを作動させたり、除湿剤を設置するなどこまめに湿度管理されるようお願いします🙋

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