なんか臭う
愛車のエアコン、調子はどうですか?
”最近、スイッチを入れるとなんか臭う😟”
なんてこと、ありませんか?
クルマは非常に厳しい環境の下で使用されているので、家庭用エアコンに比べて故障や劣化が早まります。
中でも多く聞くのがニオイ。
車内がなんだか臭くて、気持ち悪くなることも…
その原因の多くはカビ。
これからの季節、特に湿度が上がり、花粉やほこりも多くなるので、車内にカビが繁殖しやすくなります。
そこにエアコンを入れると、カビが隅々まで行きわたり、さらに増殖。
エアコン内部で繁殖すると、ニオイの原因となるのです。
これでニオイを抑える
カビが原因と分かれば、やっつけるだけ😉
それには2つの対策があります。
①消臭スプレー・クリーナー
そもそもどこから臭うかというと、冷風を作るエバポレーターという装置が発生源。
ここにカビが繁殖したり、ダニの死骸が溜まって悪臭が発生します。
”臭いニオイは元から断たなきゃダメ” というとおり、エバポレーターをきれいにすれば解決するのですが、この装置はダッシュボードの中にあって分解するのが大変💦
もしクリーニングするならプロに任せましょう。
お手軽に対策するには、消臭スプレーやスチームがあります。
これはカー用品店やホームセンターで購入できるので、試す価値あり。
使い方は商品によって様々ですが、大抵はエアコン吹出口に直接スプレーして循環させるだけ。
ただし、根本的な解決はできないので、繰り返し施工してニオイを抑える感じですね。
②ポーレンフィルター交換
ポーレンフィルターというのは、花粉・粉塵などを除去・浄化するフィルターのこと。
エアコンフィルターとも呼ばれています。
①がカビが繁殖した後の対策だとすれば、②はカビが繁殖しないよう予防策として施工するもの。
ディーラーやカー用品店で1年に一度を目安に交換すれば、エアコンに取り入れる空気がかなり浄化されます。
費用は、パーツ代が2,000~5,000円、工賃が2,000~5,000円程度です。
エアコン、効いてます?
前章まではエアコンが正常に作動している前提でお話ししましたが、古いクルマなどはそもそもエアコンが効いていないものもあります。
冬場は外気も冷えているのでわかりにくいのですが、これからの季節、雨中でエアコンを入れても窓が曇るようなら効いていません。
原因は、主にエアコンガス(冷媒)が漏れてしまっているため。
エアコンガスは非常に高圧で循環しているため、管のつなぎ目などから少しずつ漏れます。
ガスがエバポレーターで熱交換されて冷風が送られる仕組みなので、漏れるとただの風しか出てきません。
また、熱交換される時に水滴を除去するので除湿されるわけですが、ガスが漏れるとこれも行われなくなるので窓が曇るのです。
効いていない場合は修理するのが一番ですが、ガス漏れ箇所の特定は大変難しいので、完治しないことが多いです。
費用も高いので、応急処置としてエアコンガスチャージをオススメします。
春先にチャージして晩秋までの半年間耐えられれば、あとは何とかなります😜
費用は、パーツ代が6,000~8,000円、工賃が2,000~5,000円程度です。
近年、異常気象で真夏には気温が40℃を超える地域も出てきました。
また、花粉やPM2.5、新型コロナウイルスなど微小粒子物質の浮遊も問題となっているので、エアコンをこまめにお手入れして、なるべくきれいな空気を車内に取り込み、快適な環境でドライブを楽しみたいものです😊
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