安全運転支援機能とは
ここ数年、クルマのCMでよく聞く『○○○セーフティサポート』とか『緊急回避ブレーキ』といったキーワード。
例えば、クルマにぶつかりそうになった時に車載のカメラやレーダーなどが検知して自動的にブレーキをかけてくれたり、車線を逸脱しそうになったら元の車線に戻してくれる、また、急発進やアクセルとブレーキを間違えていることをクルマが判断して速度を抑制してくれる…
これらをまとめて「安全運転支援機能」と呼びます。
その代表がバックカメラ。
それまで後方を確認するにはルームミラーとサイドミラーしかなかったのですが、カメラが普及したことにより駐車や後退が安全、確実に行えるようになりました。
鳴り続けるブザー
ドライバーを守ってくれる安全運転支援機能ですが、これがドライバーを混乱させるタネにもなるのです。
ウチのフェラーリとアバルトには、ドラレコ(ドラレコ機能付きのナビ)を装着していますが、使い始めの頃、普通に走っていただけなのに突然ナビから ”ピンポン🎵ピンポン🎵” とけたたましいアラート(警告)音が…
何がなんだかわからず、クルマが壊れたのかと焦りまくって慌てました💦
クルマは快調だったので、ひとまず帰宅してから取説を熟読。
どうやら ”前車が割り込んできそうなので気を付けて” という趣旨のアラートだったようです。
確かに、運転に慣れていないドライバーだと前後の状況を把握しながら運転するだけでも精一杯なので、こういう警告は助かります。
しかし、ベテランだとそういうことから事故予見性まで常に思考しているので、突然アラートが鳴るとさらなるトラブルを考えて、かえって運転に集中できないということも起こるのです。
また、最近LDW(車線逸脱警告)を装備しているクルマやドラレコも多いですが、機種によっては頻繁に ”「車線に注意してください!」” といった警告音声を発し続けることもあります。
普通に車線変更しても車線を跨ぐと警告。
これには辟易として機能を停止しました。
お節介なまでの ”支援” は本末転倒。
メーカーも研究しているとは思いますが、機能搭載優先ではなく、実用性に即したものを提供してもらいたいものです。
これは便利
先日試乗したクルマには、アラウンドビュー機能というものが装備されていました。
皆さんもご存知のとおり、この機能は前後左右に搭載されたカメラで、自車を真上から俯瞰した状態の映像をバーチャルに生成して車内モニターに映し出すというもの👇
kojackもバックカメラを使っていますが、ミラー世代のためどうもガイドラインに合わせて後退するのが面倒。
ついついルームミラーとドアミラーでスルスル下がってから、モニター画面に映像が映っていることに気付くなんてことばかり😅
しかし、このアラウンドビュー機能は、駐車場枠内にどう収まっていくのかスッキリ見せてくれるので、画面を確認しながらバックでき大変便利です。
もちろん、自分の目で周りの状況を確認しながら操作するのは当然ですが、これならバックが苦手な方でも他車や障害物にぶつけることなく駐車できますね。
それと、ACC(自動追尾型クルーズコントロール)。
主にカメラと赤外線レーダーやミリ波レーダーを組み合わせて、前車を追尾しながら自動航行する機能です。
最近では、0km/hから120km/hくらいまでの範囲で有効となり、自動ブレーキとの併用で渋滞時には自動停止→発進→設定速度まで加速→停止とほぼペダル操作を不要としています。
まだ、若干前車の捕捉に難がある場面もありますが、高速道路などではかなりドライバーの疲労軽減に役立ちます。
いかがでしたか?
世界的に普及しつつある「安全運転支援機能」
今後の課題は、AIを活用してドライバーのレベルに合わせた支援を学習する機能の確立だと考えますが、これも既に研究はかなり進んでいると思われます。
安全・快適に運転できたら、もっと楽しいカーライフを実現できますね😄
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