kojack-ferrariのクルマ道

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Ferrariの聖地を訪ねて ~イタリア夢旅行記 前編~

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セレンディピティ

あの日は残業で疲れて駅まで真っすぐ歩く気にならず、立ち寄った駅ビルの本屋さん。
フラフラと車雑誌のコーナーに吸い寄せられて手に取った一冊の本。

『ENGINE』⁈
読んだことのない雑誌。
新潮社か。

ちょっと気取った文章とオシャレな写真。
パラパラとページをめくり、巻末近くでふと目に留まった文字。



GIRARD-PERREGAUXジラール・ペルゴ)”

最古のマニュファクチュールのひとつと謳われる、機械式時計の老舗。

この頃、ジラール・ペルゴ(GP)の社長とフェラーリの社長がトリノ大の同級生という縁で、フェラーリとのコラボウォッチが期間限定で発売されていました。

そのうちの1本を結納の品として妻から贈られ宝物として大切にしていたので、思わず記事に目をやりました。

読み進めていくうちに手が震え、膝の力が抜けていく感覚が…

なんとそれは、
「GPとフェラーリを両方所有しているオーナーを、限定3名で両社本社に招待する」
という内容だったのです。

GPはラ・ショー・ド・フォンというスイス北部の山間部にある街、フェラーリはイタリア北部エミリア=ロマーニャ州のマラネロに本拠を構えています。

そのため、旅程は約2週間。
全日昼夜フルコース+工場(工房)見学までついて費用は全部タダ!

”こんな夢のような話があるのか???🤔”
”でも、何かの縁なのかも⁈”

だって、応募条件を満たしているじゃないか😆

そう、この時ちょうど328GTBを購入した時期で、GPもフェラーリも所有していたのです。
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これは応募するしかないと雑誌を買って…
いや随分高い。
応募要領だけケータイのメモに😜

帰宅後、早速ハガキを書いて新潮社に送りました。
抽選日が待ち遠しくて、何度もカレンダーを確認する日々。

数日後、一通の封書が届き、裏を見ると新潮社のゴム印が。

”まさか⁈😱”

その、”まさか” でした。

1,000人以上の応募者の中から見事当選したのです😆🙌
なんというセレンディピティ=幸福な偶然

イタリア夢旅行記のはじまり、はじまり~🎵

錚々たるメンバー

職場の上司を何とか説得して2週間の休暇をもらい、成田空港で顔合わせ。

新潮社の方から紹介されたのは、同社のS専務を始め、日本を代表する時計屋さんの面々。

このツアー、実はGPの販売成績上位の時計屋さんをもてなす接待旅行。
それに当選者がオマケでお供するというものでした。



当選者の方々もこれまたすごい方ばかりで、怖気づくkojack😰
お医者さんに社長さん、某一流企業のエンジニアと錚々たるメンバー。

アレ?🤔
当選者は3名のはずが4名いる。

新潮社のOさんが耳打ちしてくれたのですが、応募ハガキに気合いの入っていたkojackは全員一致で無条件当選となり、残り2名の選考となったが、審査員投票の得票数同数3名全員を当選にしたとのことでした。

ENGINE編集部内では、とにかく意気込みのスゴイkojackに会いたいと話題になっていたらしく、大変フレンドリーにもてなしてくれました。

楽しい旅になりそうでホッとした瞬間でしたね😉

いざ聖地へ

日本を旅立っていざイタリアへ。

このツアーは接待なので各地観光もついていて、まずはミラノへ。

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それも毎日コンシェルジュが同行してくれて、至れり尽くせり🎵

イタリアでは、日本語堪能なイケメンのGigiが案内してくれました。

初日の夜は、バスタブのお湯を溢れさせ、てんやわんやもありましたが、卒業旅行以来のミラノ市内巡りに懐かしい気持ちでいっぱいでした。

時計屋さんたちもとてもフレンドリーで(そりゃ顧客だから当たり前か😉)、毎晩食事の後もホテルのbarで好きなだけ飲んで食べて、おしゃべりして…

もう一度言っときますけど、これ全部タダなんです😜

クルマの話、時計の話、ファッションの話…と話題は尽きず、あっという間にミラノの夜は更けていきました。

夜が明け、いよいよ聖地巡礼

専用バスはマラネロに向け、アウトストラーダを一直線にひた走ります。

フェラーリオーナーにとっては特別な場所。
あのエンツォ・フェラーリ生誕の地、マラネロ。

夢にまで見た聖地・マラネロへ向かっていることが未だに信じられない気持ちでした。

この後、思いもよらないサプライズが待っているとは、誰も想像もしていなかったでしょう。

今回はここまで😉
続きは後編で。


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