気持ちはわかるが…
1月の終わり頃、こんな事故がありました。
川崎市宮前区で自転車2台が乗用車にはねられ2人が死亡、1人が重傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕された無職舟渡今日子容疑者(50)=同市宮前区宮崎=が「助手席のインコに気を取られてよそ見をしてしまった」と供述していることが25日、宮前署への取材で分かった。
同署は同法違反の過失致死傷に容疑を切り替え、詳しい事故の状況を調べている。
引用元:「助手席のインコに気を取られよそ見」自転車の母子ら3人死傷事故で運転の女 獣医に行く途中…ブレーキ痕なし(中日スポーツ) - Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aa5d5e9d6bc410d3118e5cef6c1ebe1b320e75b2
ペットのインコを動物病院へ連れて行く途中、具合の悪そうなインコに気を取られての事故。
「よそ見」は安全管理義務違反。
その結果、歩行者を死傷させて自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われることとなりました。
被害者遺族はもちろん、加害者とその家族にとっても悔やみきれない事故でした。
ペットを飼われたことのある方なら一度は経験があると思いますが、具合が悪くなった時、病院へ連れて行くのは大変です。
言葉も話せないし、病院を嫌がる子が多いので、連れ出そうとすると怖がって鳴き続けたり、暴れたりします。
なんとか車に乗せてもずっと鳴いていたりぐったりしていると、ついついキャリーケースの中を覗きたくなるのは親心。
気持ちはわからないではないですが、クルマを運転している時はグッと我慢です。
ペットも辛いのを我慢しているのですから。
習慣づける工夫
kojack家にも猫が二人いました。
いつも元気で仲良く遊んでいましたが、歳を取るにつれ病院へ行く機会も増えました。
上の子は特に臆病で病院へ行くのが苦手だったので、最初はキャリーケースへ入れるのにも苦労しました💦
無理やり押し込んでもいけないし、かといってすんなり入ってもくれず、通院の時は ”戦い” でしたね😅
なので、下の子を迎えた時は、小さい頃からキャリーケースを時々引っ張り出して遊ばせるようにしていました。中に入っても怖くないことを覚えさせれば、案外すんなり自分から入ってくれます。
もちろん、病院へ行く時はこちらの気持ちが伝わるのか、完全に怪しんではいましたが…😉
警戒心の強い子なら、ケースの中に匂いの付いたペットシーツやおやつなどを入れてあげれば入りやすくなりますね。
ウチでは部屋の真ん中にケースを置いて、こちらが構わないようにして慣れさせました。
あまり干渉し過ぎると、こちらの魂胆を察して入ってくれませんのでww
お出かけの時のルール
いよいよ病院へ行くなどお出かけの時は、飼い主さんがきちんとルールを決めることです。
ウチでは、kojackが運転して、妻が後席でキャリーケースを押さえて様子を見たり、声掛けをするようにしていました。
やはり具合が悪いだけでなく、嫌いな病院へ行くとなれば、ペットは不安な気持ちでいっぱい。
それを和らげてあげられるのは飼い主さんだけ。
いつも聞き慣れた声を聞くだけでもきっと安心すると思うのです😌
もし一人で行く時もキャリーケースは後席に固定して、鳴いたら優しく声掛けするだけ。
間違っても運転中に覗いたりできないよう、工夫する必要があります。
冒頭のような事故はもちろん、仮に単独事故で飼い主さんが怪我して入院でもすれば、ペットは一人では生きていけません。
大切なのは、病院までのほんのわずかな時間ではなく、その後の可愛いペットと暮らす幸せな時間を守ることです。kojackも上の子が病院で危篤となりクルマで帰宅する時、後ろから聞こえてくる苦しそうな声に胸が張り裂けそうになって、気持ちが慌てて運転が乱暴になった記憶があります。
とにかく落ち着いて運転する。
事故を起こしてはなにもかも失うことになります。
愛しいペットと楽しく幸せな時間を過ごすために、日頃からお出かけの練習や工夫をしてあげることが大切です。
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