紫外線は大敵
屋外に駐車しているクルマにとって、紫外線は大敵です。
以前、タイヤの回でもお話ししましたが、タイヤだけでなく塗装も紫外線を受けると劣化します。
クルマの塗装は基本的に、
下塗り(錆止め)
中塗り(下地作り)
上塗り(ボディカラー)
クリア(塗装保護)
の4工程で仕上げられています。
保護膜であるクリアに紫外線や鳥フン💩、雨などが当たるとその表面が破壊されたり、水垢が付着して劣化が進みます。
厄介なのはこのクリア層が剥がれた時。そうなると塗装面に紫外線などが直接当たるため、チョーキング現象といって白い粉が発生してボディが色褪せして、やがて錆びてしまうのです。
塗装を守るコツ
kojackは基本的に週に一度は洗車するようにしていますが、お金はかけていません😉
キッチン用の中性洗剤で洗うだけです。
でも、これはクルマ磨きのプロに教わった塗装を守るコツの一つ。
カー用品店に行くと、いろいろ洗剤やカーケア用品があって目移りしてしまいますが、一番良いのは中性洗剤で洗ってクリア層を傷めないことだそうです。
大事なのは、塗装面に付着した汚れを長時間放置しないこと。
特に鳥フンは塗装を溶かすので、見つけたらすぐに水をかけて流すことが大切です。
また、ボディカバーは紫外線をカットできるものもありますが、風でバタついて擦れたり、雨が滲みて塗装面に悪影響を及ぼすのでオススメしません。(防水加工していてもほどなく効果がなくなります)
クルマは走れば排気ガス、砂や泥を被り、埃が付き、紫外線を浴びまくります。
これらの攻撃からボディを守るのに一番効果的なのは『ボディコーティング』
コーティング剤にはいくつか種類がありますが、ガラス系コーティングと呼ばれるものは硬質なガラス被膜を形成するため、塗装にとって大切なクリア層を保護してくれます。
また、汚れを付きにくくしてくれるので、中性洗剤で簡単に洗い流せます。
①中性洗剤で洗う:塗装面を攻撃しない
②汚れを長時間放置しない:時間が経つほど汚れが塗装を攻撃して劣化する
③ボディコーティングで保護:紫外線や汚れからクリア層を守って劣化防止
コーティングにもいろいろありますが…
塗装を守るにはボディコーティングがオススメと書きましたが、このコーティングにもいろいろな種類があります。
専門のボディコーティング業者さんが施工してくれるものもあれば、自分でお手軽に施工できるものまで、費用も時間も様々。
kojackは専門店での施工もDIYでの施工も経験があるので、それぞれの違いをお話しします。
まず、ボディコーティング専門店から。
言わずもがなですが、プロの仕事ですので完璧に近い仕上がりです。
その秘密は、下地作りにあります。
kojackがお付き合いしているショップの例では、標準的には5工程で施工します。
①手洗い洗車(1回目):大方の汚れを洗い流す
②手洗い洗車(2回目):水垢やしつこい汚れを専用洗剤で洗う
③磨き(1回目):塗装面に付着したイオンデポジット(水垢)や鉄粉除去
④磨き(2回目):鏡面仕上げ
⑤コーティング剤塗付:最終仕上げとしてコーティング剤を塗り固着させる
やはり徹底的に塗装表面の汚れを除去することが劣化防止には重要です。
そのうえでボディコーティングを施工すると本当に美しく仕上がります✨
ただし、専門店での施工はお値段が高くて、中型車で8万円~15万円くらいが相場。
コーティングの効果は2~3年持続するので、5万円/年換算といったところでしょうか。
次に、DIY。
自分で施工するので、簡単・安価に仕上げることができます。
カー用品店に行けば、コーティング剤は数多く出回っているので、好みのものを選べば良いと思いますが、実際に使ってみてオススメなのがコレ👇洗車後、シュッシュとスプレーして、付属のファイバークロスで拭き上げるだけで施工完了。
CCウォーターゴールドはガラス系コーティング剤なので、塗装面に硬い被膜を作ってクリア層を守ってくれるし、窓ガラスに施工すれば撥水加工もできます。
しかも何度も繰り返し施工することで被膜が厚くなり、塗装保護性能が上がるだけでなく深い艶も得られます。
こういったコーティング剤は大体1,500円~5,000円で手に入るので、気軽に試せるのもメリットです。
ただし、コーティング効果は2~3ヶ月くらいしか持続しないので、こまめに施工してあげる必要がありますよ。
いかがでしたか?
クルマは乗ってナンボのものですが、愛車が劣化していくのは辛いものです。
日頃からキレイにしていれば気持ち良く乗れるだけでなく、売却時の査定にも影響します。
一説には、査定額が10%以上上乗せされるなんてハナシも…(真偽のほどはわかりませんが😉)
DIYならお試しレベルでできるので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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よろしくお願いします。