本日のクルマ
1:1スケールのクルマ達はいろいろと手がかかっていて、毎日あたふたとしていますが、そちらはまたゆっくり整理して【整備メモ】のコーナーでご報告することにします。
お茶の時間に気軽に読んでいただくこのコーナー☕
本日ご紹介するのは、このクルマ👇
Mattel社製 1:18 『Ferrari F40』
このクルマは、1987年にフェラーリ社創業40周年を記念して造られたクルマです。
その生い立ちは、フェラーリ社の創始者であるエンツォ・フェラーリが晩年「公道を走れるレーシングカーを作りたい」という強い意向を示したことによるものといわれています。
その造りはまさにレーシングカーそのもので、外装はオールカーボンケブラー、内装はありません。
徹底した軽量化のため、なんとドアノブすらありませんでした。(ドア内側にワイヤーがむき出しになっていて、それを引いて開ける)
搭載されるエンジンは、フェラーリ 288GTOのそれにIHI製ツインターボを装着しチューニングを施したもので、478ps/58.5kgmという当時としては驚異的なパワー/トルクで、なんと最高速度324km/hを叩き出しました。
ステアリング、ブレーキにパワーアシスト機構を持たず、急激に立ち上がるターボパワーに手こずるドライバーが多く、フェラーリのF1ドライバーであるG・ベルガーをして「雨の日には乗りたくない。」と言わしめたほどです。
kojackもイタリア・フィオラノ(フェラーリ社のテストコース)で助手席に乗ったことがありますが、とにかく強烈な加速Gと減速G、力づくで抑え込むようなドライビングにただただ驚いたことだけは覚えています😱
detail
Mattel社製のミニカーは『HOT WHEELS』というシリーズで展開されていて、このモデルもそのひとつです。
比較的価格が安価な割には細部までそこそこ作り込まれていて、kojackもお気に入りのシリーズです。
フロントカウル、リアエンジンフード、左右ドアを開閉でき、フロントタイヤはステアリングと連動して左右に可動します。
フロントカウル下には、ラジエター、ブレーキ冷却用エアインレットパイプ、スペアタイヤ、ブレーキマスターシリンダーなども確認できます。
リアエンジンフードを開けると、特徴的な3本出しのセンターマフラーや美しいエアインテークパイプ、アルミ製エアクリーナーボックスなどが作り込まれています。
さらに、サスペンションに注目!
なんと金属製スプリングが採用されていますね。
なかなか凝った仕上がりです。
内装も頑張っています😉
メータースケールも再現されていますし、各スイッチ類やワイパーレバーなどもしっかり作られています。
また、櫛歯6条のステンレス製シフトゲートやドア内側のワイヤーもちゃんと見えますね。
conclusion
さて、いかがでしたか?
本日のクルマ、Ferrari F40
ご覧のとおり『HOT WHEELS』シリーズは、1:18モデルとしては細部まで結構正確に仕上げられていて、お買い得なミニカーだと思います😉
バブル真っ盛りの時代に生まれたこのクルマ、新車販売価格は4650万円でしたが、実車は投資対象にもなって一時2億5千万円くらいまで高騰しました。
しかし、現在では程度の良いものでも1億5千万円くらいまで値が落ち着いています。
ミニカーの方はいろいろなメーカーから発売されていますが、作りの精緻度によって価格も幅があります。
好みと懐具合を天秤にかけて、選んでみてください😜
ご馳走さまでした☕
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