腰痛持ちとシートの関係
年末年始の大掃除🧹や先日の雪かき、洗車が重なり、今朝から腰が痛いkojackです😵
実は20代から続けていたウエイトトレーニングの影響で腰椎の椎間板が潰れていて、年に一度くらい重度の腰痛で寝込む身です。
日ごろからストレッチなどで予防に努めていますが、疲労が溜まると発症してしまいます。
そんな腰痛持ちにとってクルマの運転というのは悪条件のデパート。
腰に負担のかかる姿勢、上下の振動、横G、左右不均等な足の動き…
これらと深く関わっているのがシートですね。
シート表皮の材質やクッションの硬さだけでなく、座面、背面の形状、ホールド性が腰への負担に大きく影響します。
具体的には、お尻だけが沈み込み、腰部が丸まってしまうようなシートの造りだと過大に負担がかかり、短時間でも腰痛になりやすいと思われます。
ドイツに一日の長あり
それでは、どのようなシートが腰に優しいものなのでしょうか?
これまでいろいろなクルマに乗ってきた経験から、一つの共通項が見つかりました。
皆さん、『RECARO(レカロ)』という名前をお聞きになったことはありませんか?
これはドイツのシートメーカーの社名です。
自動車だけでなく旅客機や鉄道車両などのシートも製造していますよ。
RECAROはメルセデスベンツやボルボ、フェラーリなどでも採用され、ユーザーから大変高い評価を得ています。
kojackもRECAROシートのクルマに6台乗り継ぎましたが、形状は違えどどれも非常に良く出来ていて腰痛知らずでした😊
そのヒミツは…
・座面が平面で均一に沈み面圧が分散される
・クッションが硬めで無駄に沈み込まない
・背側面のサポート形状が適切で上体がブレない
さすがドイツ。
自動車の歴史をスタートさせた国のシートには一日の長がありますね👍
これはフェラーリF355Bの純正シートですが、これもRECARO製です。
座ると座面全体が沈み込み、身体の一部に負担がかかることはありません。
腰痛を予防するには
実は、クルマのシートはよく見ると少し後ろに傾けて取り付けてあります。
なので、クルマを運転する時は、身体全体は後ろに傾きながら上体は前屈みになってしまい、そもそも腰に負担のかかる姿勢になるのです。
"正しい姿勢で" と言われても無理なおハナシ…
それと、もう一つ。
シートの良し悪しを簡単に判断するヒントとして、一定時間乗った後、身体のどこか一部だけが痛いとか疲れるものは出来が良くないので、腰痛の原因になります。
その予防対策として一番良いのは、腰部が丸まらないこと、また、お尻が変に沈むなど身体の一点に力が集中しないこと。
前項でご紹介したRECAROシートへ交換するなどして、腰痛問題を解消しましょう。
RECAROでは、純正装着されていないクルマでも取り付けられる後付用シートをいろいろ販売しています。
また、カー用品店などでは、腰痛防止の簡易ランバーサポートも販売しているので、腰痛持ちの方は試してみるのも良いと思います。
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